ジローの去勢(避妊)手術について、簡単に まとめました。
今後、予定されている方の参考になれば幸いです。


手術までの経緯
本来、家族の間では手術を行う予定は全くありませんでした。
健康ならば、特に体にメスを入れなくてもよいのではないか?ジローの子供も見たいと思っていました。(歴代先輩犬は手術を行った子がいませんでした)
しかし、ジローは昨年(2003年)より体調をしばしば崩し、その元凶がホルモンバランスの悪さと、獣医師より指摘されていました。家族は悩みました。
下記に主な身体のトラブルと、処置、金額を掲載します

時期
トラブル・検査内容
対処(処置)と金額など
2003年秋頃
肛門の下にぽちっと黒い点のようなおできができる。お尻のまわりに黒い色素がおりていた。
男性ホルモンのバランスの悪さを指摘。手術をすれば、こういうトラブルがないことを知る。
おできを削る。抗生物質を塗る等
2004.01.07

血尿が出た。
・膀胱の検査…尿道に管(20cm弱)を差し込み、尿を採った。1度キャンとなく。
・超音波検査(エコー)…前立腺肥大と、膀胱の壁が少し暑くなっていたもよう。

膀胱の薬(抗生物質ともう1つ飲み薬をもらう)
・膀胱検査¥2,000
・超音波検査¥4,000
薬込みの合計金額
¥13,272(税込)
2004.01.12 血液検査(手術の為) その日のうちに結果がでた。良好。
手術日決定。
・血液検査¥6,600
合計金額¥7,455
2004.01.13 尿検査…自宅で採取した尿を持参。 ・尿検査代¥2,000
薬代込み合計金額¥7,560
2004.01.16

手術当日


※16:30に行ったときは止血していなかったので、退院を見合わせた。

AM0:00〜絶食絶水
AM9:00〜来院
PM12:00〜PM15:00の間で手術
PM16:30〜面会
PM18:00〜退院
手術代¥25,000
特殊注射代¥1,500
税込み合計金額¥27,825
2004.01.23
父が連れていったが、糸をぴっぴと切って、すぐ終了。痛く無かった様子。
あと1週間散歩を控えめにすれば、通常通りの生活でオッケーと言われました。
抜糸簡単に終了。
尿検査¥5,500
その後
2/8に、術後初めてのドッグランへ行った。いつもと変わらず吠え捲り…しかし、マウンティングはしなくなったようだ。
術後に太ると聞いていたので、母が食生活を気を付けていたら逆に2kgのダイエットに成功!現在体重16kgで、ドッグランでも軽快に走る姿をお見せすることができた。
2/11現在、薬は飲んでいます。

ジローの様子
2004.01.16
退院後

甘えん坊になり、母のそばを離れない。
獣医さんがよりそってくれていたほど、ないていた模様。
退院後、声がかすれていた。
そそうを3回もしてしまう(廊下2回、畳1回)
赤ちゃん帰りかな?
散歩は近所、排せつの為。
そして気に入らない雄のわんこにウ−と、威嚇。
よく水を飲む。

2004.01.17
退院2日目

様子を聞きに電話をかけ、「ジローにはなしかけてみる?」
と、いうことだったので、「みんな応援してくれてるよ、よくがんばったね」と、話し掛けると、玄関の方へ不思議そうに行ったという。
その後、母が「あやちゃんとshigeちゃん」というと、
せつなそうに遠ぼえを始めてしまった。
それで母が「
興奮させない」という条件で、びよよんとshigeが見舞いに行くことを許可した。

行ってみると喜んでいるものの、興奮しなかった。
座るときもおそるおそるゆっくりとした行動。傷が痛いのか心配。
全体的にいつもより増してのっそりしている。
下の写真は術後の傷


甘えん坊で大人しく、吠えなかったが、
「散歩」のひとことで、元気な様子になり、一安心。(左の写真)
しっぽもふり、「わん」と言ったり、のびをしたり、いつものようにしていた。
粉雪ちらつく中、散歩にでかけたが、もっと行きたい様子だった。
くんくんとよくにおいも嗅ぐ。なんら変わりない。

獣医師の話によると、1歳をすぎて手術を行った子は、雄としての習性がインプットされているので、性質は雄のままらしい。なので、ジローも今後も男らしさを失わないと思われる。安心した〜。

下の写真はshigeに甘えるジロー

がんばったね。おつかれさま!!大好きだよ、ジロー!!

↓抜糸前(1/21)です。カーソルをONすると抜糸後(1/24)の写真が出ます。


その後、2/8現在は、干し柿のように萎んでいます。


御心配、励ましのメッセージ、みなさんの体験談等、たくさんいただきまして、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。